伝われ、心。

□少数民族?
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びっくり、した。

私はここまで酷くなるだなんて思ってなかったのだから。


れうはこれからのことを考えると、心がズキリとした。





「人数少なすぎますよね!!」



いくらなんでも。
私を含めて8人だなんて。

断じてこれは許されるべきことではない。




「俺たちの目標は!でっかく!」
「「全国きんしょー!」」


環の掛け声で双子が乗ってくる。
どうやら、全国を目指しているらしい。



「ですが先輩、吹奏楽コンクールは大編成でないとそもそも全国には…っ」
「何を言ってるんだ、勧誘するんだよ今から!」
「今から?!」


入学式が終わってから数日。

環によれば、部活勧誘の行事が全校直々に行われるらしい。


この学校には、れうを含めた才能ある奏者がたくさんいる。さすが桜蘭。

とりあえず去年から吹奏楽部を創り、顧問を探し、鏡夜やハルヒやハニーなどを誘い(中等部からも)、
やっとこの状態に持ち込んだらしい。



「今から勧誘用の楽譜を配る!!」



勧誘行事は、吹部は演奏をしてアピールすることになっている。

吹奏楽部は今までになかったため、人はあまり来ないかもしれないと3年の2人はぼそりと言っている。



「今回やる曲は…」
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