ありいの短編集

□だいちゃんのらじらーレポ
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今日は可愛い恋人のラジオが、放送される日である。


早めに食事を済ませ、お風呂で身体を清めれば、準備万端。


今か、今かと、ラジオの前でスタンバイして待っていた。




『こんばわふぉ〜い』




おっ、始まった。


楽しそうにお喋りするいのちゃんに、ほっこりする。




「あぁん!!俺もいのちゃんとラジオやりてぇ」

「いのちゃん〜俺はぶりっ子なんかじゃねぇだろおぉ!!」

「あっ、また噛んでる。またそこが可愛いんだよなぁ〜」




と、いろんなことに突っ込みつつ、


問題は…


恒例の、口説きコーナーという場面で起こった。


ジャクソンカメレオンを、今日は口説くらしい。


いのちゃんが、かなりビビってる。




「くそっ!俺が側にいたら、守ってあげたのにっっ」





『はじめまして、ぽくの腕に乗ってみるか?』




いのちゃんの口説きが始まった。




『はい!おいで、おいで、ダメダメ、そっち落ちちゃうよ』


『あぁ、あ、すごぅい…あっ、あぁ、ちょっ…痛い…あぁあん、目がおっ…き…ぃ
ああぁっ、ん「いのちゃんっっ!!ダメえええぇぇっっ!!!!」





公共の電波で、


いのちゃんの喘ぎ声←違います笑


途中で、光くんの"すげぇ、すげぇ、"て聞こえてきたんですけど!


いのちゃんの、可愛くてエッチな声に反応しちゃたんでしょ!!!


あ〜っ!!


他の男にも聞かれたと思うと、気が狂いそうになるっ!!!


いのちゃんは、俺んだから。


絶対っ!!


誰にも、譲ってやんない。




≪おわり≫
 

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