long
□捕食者
1ページ/6ページ
.
痺れるほどの強い快感に突然目覚める。
男にしては華奢すぎるほどの細い腰が、僕のうえで淫らに揺れていた。
「…ッ…あっ!…あんッっ!!…やっ…ん…ああぁっっ!!」
「なっ…!?」
理由が分からず頭が真っ白になった。
僕のうえに跨がっているのは、紛れもなく…
「ごめんね裕翔…好きな女の子でも考えてよ…」
耳許でそう囁かれて、
気がつけば、細い腰を掴んで乱暴なほどに腰を突きあげていた。
「…あッっ!…ああんッ!!…ゆう…と…すごっ…あああッっん!!」
抜き差しが激しくなるほど、卑猥な水音が部屋中に鳴り響く。
快感に身を震わせて喘ぐ甘ったるい声。
抜き差しするたび見える結合部分。
すべてが、興奮材料になって。
………支配される
僕には、あまりにも刺激が強すぎた。
.