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□伊野尾が可愛い腹が立つ
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岡田課長に連れて来られたのは、ちょっと高級感溢れる良いお店だった。
お洒落なで和風な感じのお座敷に、案内される。
「遠慮しないで、なんでも頼んでいいぞ」
「ありがとうございます」
白米がないのが残念だけど、岡田課長の奢りだし文句は言えない。
でも次々に運ばれる料理は、どれも美味しそうだった。
「いつも…ごめんな…怒鳴ってばかりでさ…」
「そんなっ…俺が悪いんで!全然気にしないでください!!」
岡田課長の顔が赤い。
もう酔っ払ってんのかな…
俺は酒が弱いから、あんま飲まないようにしてるんけど。
「抜群に可愛いな!」
「えっ!?」
気がついたら、岡田課長は俺の隣りに移動してる。
一瞬空耳かなて思ったけど、そうではなかったらしい。
口を開けば、岡田課長からは可愛いのオンパレード。
「なんでこんなに可愛いんだよ!腹が立つ!俺を怒らせるなっ!」
「てか、完全に酔ってるでしょ?」
「んなわけあるかっ!!」
「いや…どこ…さわって…っ」
いきなり胸を鷲掴みされて、胸を揉みしだかれる。
ゴリラ並みの握力に、乳首ごと持っていかれそうだ。
「こいつ…っ…バカじゃねぇの!!」
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