short

□伊野尾が可愛い腹が立つ
2ページ/2ページ





岡田課長に連れて来られたのは、ちょっと高級感溢れる良いお店だった。


お洒落なで和風な感じのお座敷に、案内される。


「遠慮しないで、なんでも頼んでいいぞ」

「ありがとうございます」


白米がないのが残念だけど、岡田課長の奢りだし文句は言えない。


でも次々に運ばれる料理は、どれも美味しそうだった。


「いつも…ごめんな…怒鳴ってばかりでさ…」

「そんなっ…俺が悪いんで!全然気にしないでください!!」


岡田課長の顔が赤い。


もう酔っ払ってんのかな…


俺は酒が弱いから、あんま飲まないようにしてるんけど。


「抜群に可愛いな!」

「えっ!?」


気がついたら、岡田課長は俺の隣りに移動してる。


一瞬空耳かなて思ったけど、そうではなかったらしい。


口を開けば、岡田課長からは可愛いのオンパレード。


「なんでこんなに可愛いんだよ!腹が立つ!俺を怒らせるなっ!」

「てか、完全に酔ってるでしょ?」

「んなわけあるかっ!!」

「いや…どこ…さわって…っ」


いきなり胸を鷲掴みされて、胸を揉みしだかれる。


ゴリラ並みの握力に、乳首ごと持っていかれそうだ。




「こいつ…っ…バカじゃねぇの!!」






前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ