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□浮気な彼氏
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何も持たずに飛び出した俺は、夜の街を彷徨い続けた。


…ていうか、追いかてもこない。


あれほど酷いこと言われたのに、お前のこと嫌いになれないんだ。


どうして、こうなった?


ねぇ…
俺、なんか悪いことでもした?


だったら、教えて欲しい。


こんな時でも思い浮かぶのは、アイツとの楽しい思い出ばかりだ…


ヤバい、
思い出したら、


また泣けてきた………







時刻は深夜二時。


歩き疲れた俺は公園のベンチで腰を降ろして、星空を眺めてた。


こんなにも好きなのに…


俺の頭の中には、裏切りという文字しか浮かんでこなかった。





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