おはなし
□ライバルは・・お母さん 番外編
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*****シウォン視点
頭よし
スポーツ万能
高身長でスタイルよし
顔もよし
おまけに家は金持ち
すべてがそろった男
それが俺 シウォン だ
性格もまあ・・まわりにあわせてやっていける
だが・・俺
小学校でユノにあわなかったらひねくれていたと思う・・
俺は・・生意気な子どもだった
小学1年の教室
これから6年間を共にするクラスメイト達
俺の前に座っていたのがユノだった
白いうなじに目をひかれ・・
つついてしまったのはまだ子供だったから・・
振り返ったのは白い子猫みたいな男の子で
{ユノっていうの よろしくお願いします}
緊張した顔であいさつしてくれた
俺は塾に通っていて小学一年の授業なんてとっくに習得済だった
他にもスイミングとテコンドーを習っていた
ユノはそんな俺をすごいねぇ〜と誉めて数字の 8 がうまく書けないから教えてなんてかわいいことをいってくる
そして・・教え方がうまいと誉めてくれた
他の子にもシウォンは優しくてよく教えてくれると言う・・
幼稚園からの子は知っていたはずだ・・
俺がたかぴしゃな態度をとることを・・
でもユノがなかにはいると全然そんな気になれなくて俺は自然とクラスになじめた