暗くなると空に浮かぶ星屑の何処かに、夜の星々を愛し、回転する天球儀を軸として均衡を保つ不思議な世界があるそうだ。

その世界の人々は夜になると星空を見上げては語り合い、愛し合い、また眺め…星々の光に照らされながら平穏に暮らしていた。


ある時世界の均衡を保っていた天球儀の自転が、不動の山のように止まってしまう。
するとその影響からか、星空の星々が輝きを鈍らせたと思えば…少しずつ地上に堕ち始め、魔物と化し、人々を襲っては森や海を荒らして恐怖を世界中にばらまいたのである。


絶望の中、人は夜空に残った星々に願う。「星よ、我々を助けて欲しい」と


そして星空を守る12の宮【黄道十二宮】とそれに属する【星座】達はその願いを聞き届けると己の化身を地に落とすと、人々を守り…また、堕ちた星を救う事にした。





これは、黄道十二宮の化身である【ツヴェルフ】達とそのもの達に協力する様に星座に産み落とされた【アンフィニ】達…人々に『星の光』と呼ばれた者たちによる、星の救済の物語。

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