STORY

□S×M=LOVE ☆★
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“伊野ちゃんはMだと思いますよ?”


なんの雑誌だったっけ?
大ちゃんにそんなことを言われた。正直残念

分かってないからね?

俺と大ちゃんの立ち位置が

「大ちゃんは、どっちだと思ってるの?」

ソファーの隣に座ってスマホをみている有岡に、問いかけると決まって返事は、「何が?」とそれだけ
まあ。予想はできてた伊野尾からすればなんとも思わない

家に2人きりなのに、ヤらないとか正味時間の無駄でしょ?

少しでも長く大ちゃんの乱れた所みたいもんね?

「Sか。Mか。」

「何?いきなり」

「大ちゃん、前に俺をMって言ったから気になってさ」

「言ったっけ?」

少し、曖昧な返事が返ってくる

ごめんね?大ちゃん
Sはうたれ弱いんだよ?だから、SはMをいじめる事で快感を覚えるの、

分かった?

「ちょっ!伊野ちゃん?!」

「慧でしょ?大貴」

腕を掴み、スマホを奪い取れば、寝室へ連れ込む

「ちょ、伊野ちゃん?」

「黙って」

部屋に入るやいなや、伊野尾は有岡を押し倒し上に乗った
綺麗に、布団へ沈んでしまう有岡は目を見開く

さっ。いっぱに、喜んで?
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