短編1

□仕返し
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〜アントニオside〜





教室に戻る途中…



飛鳥は後ろからちょこちょこついてくる。








ア「隣に来ぃや」

『えっ…』


私からあまりこんなことを言わないからか、びっくりしている。


ア「…早く」

『…うん!』



すっごい嬉しそうな顔で隣にやってきた。





…ほんま、こいつは可愛い





ア「…さっきはめたやろ」

『…いや、別にそういうわけやないで…?』

ア「嘘やん。膝の上に乗ってたの、私を誘惑しとったんやろ?」

『…やって、アントニオが全然素直じゃないから…』





…人に甘えるのとか苦手なの知ってるくせに




まぁ、ええよ



今から存分に仕返ししてやるからな







教室にたどり着くと、外にいる仲間に指示する。




ア「今から、楽しいことするから…お前ら入ってくんなよ」



「あ、はい…/////」







ドアを開けると早速、飛鳥の腕を掴んでソファまで連れていく。




『えっ、ちょ…っ!』


そしてそのまま組み敷いた。


ア「…さっき続きやりたいって言ってたやろ?」

『いやっ、それは……んっ…』


強引に…でも愛情はちゃんと込めて…キスをしていく。



『…まっ、て…やぁ…んっ』



飛鳥は私のキスに弱い。





そのまま鎖骨へと移動して、軽くそこに歯をたてる。


『…んぁっ…』


そして、すぐに同じ箇所にやや力を入れて吸いつく。

刺激に悶える肩をベッドに押さえつけ、色んな箇所をせめていく。

何度も何度も吸い上げてキスマークを付ける。



飛鳥は私だけのものや…



そしてそのまま看護服の中へと手を滑らせた。すべすべの素肌を撫で回していく。
優しくお腹を撫でると、少しビクッと身体をよじらせた。

そして上にスライドし、いきなり胸を揉みしだく。


『……やっ…ぁんっ…』


ア「…相変わらずデカいなぁ」



下着の中へと手を滑らせて、直で揉んでいく。
指先できゅっと先端をつねると腰が僅かに動いた。



ア「…もう欲しいんか?」

『…ちがっ、…っ』



否定するわりに、喘ぎ声は気持ちよさそうや。



『…んぁっ…、アン…っトニオっ』



さらに強く乳首を抓りあげると飛鳥はぎゅっと自分の裾を握り快感に耐えようとしている。





飛鳥の服を脱がせようとすると





『…まっ…て、まだ準備が…』

ア「…大丈夫や。そんなん一気に忘れさせたる。」



渋る飛鳥から強引に脱がせると、綺麗な胸があらわになる。




待ちきれず、突起を口に含む。


『…んぁっ…ぁあんっ』




尖り出した乳首を愛撫する。
やんわりと噛みながら、優しく舐めていく。



徐々に浮いてきた腰には触れず、胸をいじり続ける。




ついに待ちきれなくなったのか





『…ア、ントニオっ……は、やく
…』

ア「…ん?なんや…?」



意地悪をしてとぼける。




『…やからっ……早く…っ…』

ア「なにをして欲しいんか、よく分からんなぁ」

『…早くっ…触ってやぁ…!いじわるせん…とってっ』



涙目で懇願してくる。



ア「…しゃーないなぁ」



太腿に手を這わせ、だんだん下へとずらしていく。



パンツの上からでも確認できるくらいに濡れとった。




ア「もう、こんなに濡れてんで?」



わざと耳の近くで囁く。



『……言わんっ…とってや…っ』




パンツをずらし、秘部を触る。
愛液が溢れて止まらない。





ア「…入れんで」



指を軽く入れると、すんなりと私の指を飲み込んだ。





一気に指の本数を増やし、いきなり奥へと突く。





『…っあぁぁん!!』




飛鳥の感じやすい箇所ばかり攻め続ける。




飛鳥は快感に耐えるように自分の袖をぎゅっと握りしめている。




イキそうになった瞬間に動きをピタっと止める。





『…なんでっ……』




快楽と闘っているのか、腰はビクビク動いている。





…仕返しやもんな



ただヤるだけじゃつまらんやろ?






…落ち着いたところを見計らって、再び激しく中を掻き乱していく。




『…っんぁぁぁあんっ!!』




跳ね上がる腰を押さえつけ、容赦なく箇所を突いていく。





ア「ナカがめっちゃ締まるで…」





きゅうきゅう指を締め付けるのに嬉しくなる。





そして、またイク寸前で動きを止める。





『っアントニオ…っ!』




どうしようもできない快感に襲われて、悶えている。




『…最後まで…ヤってや…っ』




脚を細かくふるわせながら、懇願してくる。





ア「…まだいけるやろ?」



ニヤっと笑ってから、再び敏感な箇所ばかりをせめたてる。




『っん、待っ…て…んぁっあ!』




ナカの締め付けが強くなり、イキそうになるのがわかる。


そして、果てる瞬間、再び動きを止める。





『…はぁ…はぁ。…お願い、…やからっ』




飛鳥は苦しそうだ。






どのくらいまで耐えれるやろう…って考えてたら






『っアントニオ…が…欲し、いねんっ…お願い、やからっ最後まで、いかせて…やっ!』




涙目で訴えてくる。





いまだに締めつけはおさまらない。






ア「…しゃあないなぁ」



飛鳥のお願いに負けてしまった。




ア「動かすで」




一気に最奥をせめて、激しく掻き乱していく。




『んぁっああぁんっ!!』



きゅうきゅう締め付けられる。

…今まで以上に感度がいい。



『イク、イクっ…!!!!』


ア「イってええよ」


耳元で囁くと




一際大きく仰け反って、一瞬プツリと途絶えて……果てた。






…意地悪をしすぎたな





優しく頭を撫でる。





『……ん…』


ア「…大丈夫か?」


『…うん、大丈夫やで』


ア「…激しくしすぎた、ごめんな」


『…ううん、愛されてるなって感じれたから、ええねん』



嬉しそうに微笑む。




ア「…今日、今まで以上に締め付けが良かったで」

『うるさいっ』

ア「あんなに大きな声で啼いたから、絶対周りに聞こえてるわ」

『…アントニオのせいやん』

ア「…またしよな」

『もう…すぐそうやって』



恥ずかしいのか顔を背けた。



ア「次はもっと激しいのでええか?」



耳が赤くなったのが見えた。





…ほんまにこいつは可愛いな








…いつもはあんまりイチャイチャできひんけど


こういうのもたまにはええかもな






Fin…


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