ひとりぼっちが笑った
ひとりぼっちで笑った
だってひとりぼっちだから
笑うのも泣くのも全部ひとりぼっち
この世界には僕ひとりしかいない
此処は誰もいない僕だけの世界
らんらんスキップ
るんるん鼻歌
あれもこれも全部僕だけの物
孤独も自由も全部全部僕だけの物なんだ
らんらん踊って
るんるん叫ぶ
ひとりぼっちの世界で
ひとりぼっちの僕が
ひとりぼっちで泣いた。
.
.
.
気だるい体を動かしカーテンの隙間から覗いた外
今日の空はまさに快晴
うざったいくらい明るくて眩しい
でもあの日はもっと晴れていた気がする
どうしようもないくらいうざい太陽
早く引きずり下ろされればいい
永遠に朝など来なければいい
光など無くなればいい
暗闇だけが真実なんだ
僕には永遠に朝が来ない
永遠に光のある場所へは行けない
目が焼かれる前にカーテンを閉めた
ああ今日もまた此処から動けない
動く気力が無いから
ただひたすらに気だるくて
ただひたすらにしんどい
何もしたくない
違う 何も出来ないんだ
だって僕には身体が無いから
僕の意思で動いてくれる身体はもう何処にもない
頭痛がする 目が回る 吐きそうだ
苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい
ねぇ誰か
誰でもいいんです
僕を救ってくれませんか?
これが僕の最後の願いでした。
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