トランスフォーマーとの恋
□チャラチャラした彼
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貴方「とりあえず、これで終わりね」
ニトロゼウス「じゃあ、俺と早くデートしようぜ!」
ニトロゼウスはノリノリでダンスし始めた
貴方「わかったわ」クスッ
私は軽く笑った
ニトロゼウス〈よーし 何処か行きたい場所あるか?〉
貴方「特にないよ…ニトロゼウスが一番行きたい場所に行きましょ」
ニトロゼウス〈俺の行きたい場所な〜…〉
ニトロゼウスは考え込んだ
貴方「?」
ニトロゼウス〈ない!〉
貴方「!?」
私は呆れた顔でニトロゼウスを見た
ニトロゼウス〈俺、サラと出会う前はずっと人間どもをどうやって殺そうとかしか考えていなかったんだ…〉
貴方「…そんな風に見えなかったけど…」
ニトロゼウス〈そりゃ〜バレたら処分されるかもしれねーからな〉ニッ
ニトロゼウスは笑った
ニトロゼウス〈毎日楽しくなかったでも、サラと出会ってから俺の人生はとても毎日楽しかった!サラが来るのを毎日楽しみにしていた!〉
ニトロゼウスは私の顔を見た
貴方「?」
ニトロゼウス〈俺、サラと一緒ならきっと何処でも楽しいと思う!〉
貴方「!…なにそれ?」クスッ
ニトロゼウス〈おいおい、そこ笑うところじゃねーぞ!〉
私が笑ったことにニトロゼウスは少し怒っていた
貴方「じゃあ、私が一番好きな場所に行きましょ」ニコッ
私はそう言ってニトロゼウスをお気に入りの場所に連れて行った
貴方「ここよ」
ニトロゼウス〈!? 屋上?〉
私が連れて来た場所は屋上だった
貴方「私のお気に入りの場所よ…私はいつもこの時間帯に来て空を見上げたり、景色を見たりするのよ」
私はそう言ってフェンスにもたれた
ニトロゼウス〈確かにいいところだな〉
貴方「でしょ」ニコッ
ニトロゼウス〈あぁ!〉
ニトロゼウスは笑顔で微笑んでくれた
二人で外を数分間見ていた
ニトロゼウス〈…〉
ふとニトロゼウスの視線に気づき私はニトロゼウスを見た
貴方「どうしたの?」
ニトロゼウス〈…いや、別に ただサラが綺麗だなって思って〉
貴方「!?アイセンサー壊れた?」
私は心配してニトロゼウス顔を見た
ニトロゼウス〈壊れてねぇよ!〉
貴方「そう?…それじゃあそろそろ戻ろっか」
ニトロゼウス〈え!?もう?〉
貴方「えぇ、そうよ!次の時にニトロゼウスにヒューマンモードとミニモードをインストールさせるためのデーターを作るんだから」
ニトロゼウス〈!〉
私はそう言った瞬間ニトロゼウスは驚いていた
ニトロゼウス〈なぁ!なぁ!そのヒューマンモードとミニモードってどんなんだ?〉
貴方「え?…普通にヒューマンモードは擬人化みたいな感じで…ミニモードはその姿のまま平均男性の身長と同じくらいになるかな」
私はそう説明すると
ニトロゼウス〈俺、早くミニモードになってみてぇ!〉キラキラ
貴方「!?」
ニトロゼウス〈そしたら、サラを抱きしめられるよな!!キスとかもできるよな!〉
貴方「え?」
するとニトロゼウスは私を手のひらに乗せて急いで地下の方に自ら進んでいった
ニトロゼウス〈サラデーター早くくれよな!〉
貴方「え、あ、うん…」
ニトロゼウスは私を下に降ろしたそして、牢屋の中に入った
ニトロゼウス〈あ、サラ〉
貴方「?」
ニトロゼウスは小さく私を手招きしたので、近寄ると…
チュッ
貴方「!?」
ニトロゼウス〈我慢できなかった!〉
貴方「!」
ニトロゼウスは私のほっぺにキスをした
ニトロゼウス〈俺、サラの事すげぇ好きだぜ!ミニモードになったら、いっぱいキスするからな!〉ニッ
貴方「な、////」
ニトロゼウスはそう言って檻の奥に向かった
私は一人で地下から地上に出た瞬間
さっきの言葉と行動を思い返した
貴方「っ////…あーもう、、////」
一人顔を真っ赤にさせながら廊下のところにいたのは誰もしらない●●