トランスフォーマーとの恋

□あなたと出会ってから
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今日はディセプティコンの倉庫に用事があってやって来た
中に入るとみんなが私の方を見て来た

私は資料を見ながら歩いて行った

フレンジー〈お、サラどうしたんだ今日は?〉

フレンジーがやって来た

貴方「今日、メガトロンの洗車をする日なのメガトロンはいる?」
フレンジー〈あーメガトロン様ならあそこにいるぜ〉

フレンジーは奥の部屋を指差した

貴方「ありがとう!」

私は資料を片手に持ちながら奥の部屋に入った

コンコン

貴方「メガトロン?」
メガトロン〈サラか何の用だ…〉
貴方「今日はあなたの洗車をする日よ早く来て」

私はそう呼んだが、メガトロンはその場から動こうとしなかった

貴方「?」
メガトロン〈ここでやれ〉
貴方「はぁ!?」
メガトロン〈ここでやれっと言ったのだ〉
貴方「またぁ!?」

メガトロンは座ったままそう言った

貴方「なんで、毎回ここなの?いつも洗車する隊員達が困ってるのよ!」

メガトロンはいつもここで洗車をしろと言うこれで、何度目だろうか…
しかも、洗車する隊員達がいるのに

貴方「じゃあ、ちょっと待ってて…今、洗車組の隊員に電話するから」

私はそう言って連絡をしようとしたら…

メガトロン〈貴様がしろ サラ・フォレスト〉

無線機を取り上げられた

貴方「はぁ…わかった」

私は今日もメガトロンの体を洗った
洗っている時にふと昔のことを思い出した

貴方「そーいえば、メガトロンってなんで他の隊員とは仲良くしないの?」
メガトロン〈なぜ、虫ケラと仲良くしないといけない〉
貴方「だって、和解してるんだから仲良くなっておかないといざって時誰も助けに来てくれないよ」

私は体を洗いながらそう言うと

メガトロン〈虫ケラ共の助けなどいらん!〉
貴方「…」

メガトロンらしい言葉が飛び出した

貴方「まぁ、いざって時 私は助けに行くけどね」
メガトロン〈弱いくせに…〉
貴方「弱くない!」
メガトロン〈女のお前には一生守られる側でしかないな〉

鼻で笑うメガトロンの言葉にカチンと来て私は水を一気にかけてやった

メガトロン〈貴様!〉
貴方「そんな言葉を言った罰よ」

私はそう言って片付け始めた

貴方「女でも守れる時はあるのよ」
メガトロン〈…〉

私はそう言って部屋から出ようとしたら…

メガトロン〈サラ〉
貴方「ん?」

メガトロンに呼ばれて私は振り向くといきなりミニモードになったメガトロンが私を引っ張って抱きしめて来た

貴方「!?」
メガトロン〈…〉
貴方「どうしたの!?メガトロン?」
メガトロン〈黙れ…〉

何故か抱きしめられたままその場で数秒間停止した

ミニモードになっても身長は2メートルくらいはあり、金属の体なので冷たい

メガトロン〈俺様は、お前が弱いと言ったわけではない…お前が女だからだ心配しているんだ〉
貴方「!」

まさかの言葉だった

メガトロン〈それにお前だからだサラ 普通の女の虫ケラなんかは死んでもどうでもいいが、お前は死んでほしくない〉
貴方「っ////」

いきなりそんな言葉を言われて私は顔をが熱くなる…

メガトロン〈だから…ずっと側にいて欲しいのだ 初めて会った時から〉
貴方「え?」

私の頭の回路が回らない
混乱している

貴方「ちょ、ちょっと待って…////」

私はとりあえずメガトロンから離れた

メガトロン〈なんだ〉
貴方「それって…私の事が好きって…認識していいの?////」

私はメガトロンの顔を見た

メガトロン〈…その出来損ないの脳で考えろ〉

そう言ってメガトロンは部屋から私を追い出した

私は空いた口が塞がらないままディセプティコンの倉庫から出た

そして、考えた…

貴方「メガトロンが私の事を好き?でいいのかな?…////」

私は頭を抱え込んでいた
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