Book1

□僕でいいの?
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僕は今恋をしてる。
相手は愛しの黄金マンネジョングギ
でも、男が男を好きなんて気持ち悪いよね…。
この気持ちをだれにも相談できないまま気づけば1年たっちゃった…
末っ子のくせにやけに男らしくて、でもたまに見せる可愛い仕草とのギャップに僕は恋に落ちてしまった
みんなならわかってくれるよね、ジョングギの魅力

今日は音楽番組の収録だ
あぁ、今日もグガの衣装かっこいいなぁ…踊ったらもっとかっこいいんだろうなぁ…

「ジミニヒョン、どうしたんですか?そんなに見つめて、僕に何かついてます?」

あっ、見てるのバレちゃった

「いやぁ、今日もイケメンだなと思って」

「何ゆってるんですか、おだてても何もしませんよ。でも、ありがとうございます」

そういってジョングギは少し耳を赤くしながら笑った
ね?可愛いでしょ?

撮影が無事に終わり、楽屋に戻ろうとした時だった。

「みた?今日もジョングクめっちゃかっこよかったよね!」

「ほんとに!あ〜でも全然目合わせてくれないし、恋愛とか興味ないのかな」

他のアイドルグループの女の子たちがジョングギのこと話してる
確かにあんまり恋愛の話したことないなぁ…どうなんだろ…

「でも、この前年上の女の人と歩いてるの見たって聞いたよ」

「え?ほんとに?ヌナがタイプなのかな」

「だいぶ親しげだったみたいだよ、いいよね〜」

え…?待って、僕でも聞いてないぞそんな話…
ジョングガ、やっぱり女の子の方が好きだよな…
当たり前の事なんだけどなんか泣きそう…

ドンッ

「ヒョン〜!お疲れ様です!僕お腹すいちゃって…この後ジャージャー麺食べに行きましょう!…ヒョン?聞いてます?」

「…うわっ!ジョングガ!急に抱きつくなよ!誰かと思ったじゃん…びっくりした…うん!行こ^ ^」

「やった!ちょっと待っててくださいね!」


危なかった…少し涙目なのばれなかったかな
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