中編
□闇石さん(その1)
1ページ/1ページ
ありがたいことにみんなは私の容姿を褒めてくれる。
なりたい顔No.1とか女神みたいって。
もちろん期待に応えられるよう努力もしている。
ジムに通ったり美容方法を調べて実践したり。
でもそんなことはどうでもいい。
本当の私はとても醜い。
黒石さん?そんな綺麗な一色じゃない。
そう、色々な感情が混ざり合った何か。
光も届かない闇。
だからあの子に惹かれるの。
本当の私をも照らす光の様なあの子。
←
前の章へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ