三國無双

□[裏 李典]恋と媚薬
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ある宴会の席のことだった。

「やぁ、李典殿。最近はえらく張り切っているじゃないか、何かあったのかい?」

俺の隣の席に座る郭嘉殿。

「えっ、そりゃ、いい活躍して曹操殿のお役に立ちたいからですよ」

そう答えた俺の横で大きくて笑う賈ク殿。

「あははっ!何を言うかと思えば…そんなの全員が当てはまる。俺としては本音を聞かせてもらいたいねぇ?」

軍師は何かと深読みをする俺なんかお手の物なのだろう。

「なっ…!あー…バレバレでしたか…。実は俺、好きな人が居るんですよ。そいつに戦場でいい所見せたいんです。」

俺は照れながらゆのの方に目線を向ける。

ゆのは両隣に座る典韋殿と許チョ殿と仲良さげに話をしていた。

「ああ、ゆのは可憐だね。李典殿が好きな感じがするよ。」

「彼女、いい身体してますもんねぇ。」

「ちょっ!賈ク殿!どこ見てんすか!」

「で、李典殿。ゆのとは何処まで進んだんだい?世伽は済ませたのかい?」

「ちょっ!郭嘉殿!俺はそんな軽い男じゃありません!」

郭嘉殿は残念な顔をして、ため息を付いた。

「ああ、それはいけない。ゆのは男性に人気があってね。早くモノにしないと取り逃してしまうよ?」

「そうですよ李典殿!男なら、さっさとすることやっちゃいましょうよ、ね?」

「…!!つっても…そんな簡単に行く訳…」

俺はゆのと仲が悪い訳でも無いがいい訳でもない。

しかし、遠出にすら誘えてない状況なのである。

すると、郭嘉殿が俺の前に小瓶を出した。

小瓶の中は赤くキラキラと輝いた液体が入っている。

「郭嘉殿、これは…?」

「ああ、これは身体を熱くし、感覚を極限にまで鋭くさせる薬。簡単に言うと媚薬だよ。」

「ーー!!??」

こんな危ないものをどうして常備しているんだこの人は…。

「へぇ、これを彼女に飲ませるてっことですね。ここは策士が2人も揃ってるんです。腕の見せどころですねぇ。」

「えっ!?ちょ!?」

2人は立ち上がり、即座に行動に移った。




俺はあっけに取られた。




郭嘉殿はゆのの後ろから肩を触り、右側に居る許チョ殿に話しかける。

その間に賈ク殿が典韋殿に話しかけ、典韋殿の目が離れた隙に慣れた手つきで、ゆのの飲み物に媚薬を注いだ。

鈍感な典韋殿と許チョ殿ということもあるが、いとも簡単に平然とゆのの飲み物に媚薬を入れたのだ。

2人は話を一通り終え、俺の座るテーブルに戻ってきた。

「なっ、なんてことしてんですか!俺はまだ心の準備が…!」

「ああ、言い忘れてたよ。李典殿。実はあの薬、速効性なんだ。」

「おっ、彼女立ち上がってどこかに行きましたね。このまま別の男に捕まらないと良いですけどねぇ?李典殿?」

「なっ、ちょっ!すみませんが、席外します!」

俺が慌てて出て行く様子を見ながら、郭嘉殿と賈ク殿は目を合わせて笑った。






俺は急いでゆのを追い掛けると、外でしゃがみ込むゆのの姿があった。

「おい、ゆの!大丈夫か?調子…悪いのか?」

ゆのの顔は赤く火照っており、色っぽく見える。

「あ、李典殿…ごめんなさい。身体が熱くて、部屋に戻ろうとしのですが上手く動けなくて…。」

「熱でもあんじゃねぇか?ほら、俺が部屋まで運んでやるから、ちょっと我慢してな。」

俺が肩を触ろうとした時、ゆのの身体がビクッとふるえる。

「っつー!」

触るだけで感じるとか、なんつーもん飲ませてんだよあの人。

とにかく、こんな姿のゆのを他の人に見せられねぇ…。

「悪ぃ、ちょっと我慢してくれ。」

「ふぁっー!やぁ!」

俺はゆのの身体を抱き抱えて急いでゆのの部屋へ駆ける。











部屋に辿り着くとゆのを布団の上に降ろす。

俺にずっと触れていたせいか、ゆのの身体が震え、甘い吐息が漏れており、今にも壊れてしまいそうだった。

「はぁ、ぁ、ありがとう…ございます。」

俺の理性が崩壊してしまいそうだ。

「あ、み、水取ってくるよ。ちょっと待っー…。」

俺の服の裾を掴まれる。

「やぁ、李典…殿…私、こんなのはじめてで…はぁ、…あ、…怖いです…。」

「っー!ゆの、これ以上は俺も何しでかすか分かんねぇから…ちょっと離れて貰えねぇか?」

どうにかなっちゃうよ…俺…。

「やぁ、お願い、傍にいて…李典…。」

ゆのの惚けた目が合い、俺の中で何かが崩壊した。

「どうなってもしらねぇからな…」

俺はゆのを押し倒し、口付けをした。

「んっ、んっ、ん、っーーー!!」

深くねっとりと舌を絡めた口付けにゆのの身体がふるえる。

キスだけでイッちまうなんて…。

「ゆの、ちょっと辛いけど我慢してくれよ。」

ゆのの衣服を全て脱がし、首筋に口付ける。

「あ、んっ、そこ、だめ…っー!」

胸の蕾を指で優しくつまんでやると、またゆのが気をやってしまった。

「何しても簡単にイッちまうとか…どうなってんだ…。」

「分からない…っーー!」

俺は秘部に指を潜ませると、もう既に有り得ないほどに濡れていた。

「やべぇ…簡単に指が入っちまうぞ…」

指を2本入れ、腟内を掻き回すとゆのの腰が跳ね上がるように動き、何度も気をやってしまう。

「あっ!あぁ!あ、っー!っあ!や、あっ…っーー!」

俺はこんなに乱れた姿の好きな人を前に興奮が収まらない。

俺は自身の肉棒を取り出し、秘部にあてがった。

「あっ…りてん…ど、の…。それは…」

「入れてもいいか?俺、お前のこと…好きなんだ。ちゃんと責任は取るし、その…ダメか…?」

ゆのは首を横に振った。

「嬉しい…私も、李典殿のこと…好きなの…」

俺は思わずガッツポーズを取って歓喜した。

「まじか…。いいや、俺、嬉しすぎて…。ゆの俺はお前を幸せにしてやる!勘とかそんなんじゃねぇ、絶対だ!」

ゆのは腰を動かし、俺の肉棒を受け入れようとする。

「だから、お願い…入れて下さい。沢山、イかせて下さい。」

「ああ!分かった!」

俺はゆのの中に入れ、子宮を何度も刺激する。

「っーー!ああ!あ、あぁ!あ、っーー!っー!」

ゆのは壊れたように、何度もイってしまう。

「好きだ、ゆの!愛している!もっと俺の中で乱れてくれ…」

俺の理性は歓喜と興奮で壊れてしまっていた。

「あ、っー!好き…李典…どのっー!好きなの…!っーー!」

ゆのの子宮はこれでもかというくらい俺のモノを締め付け、欲する。

「なぁ、俺…そろそろ…」

「はい、中に李典殿の子種を…下さいっ…っーー!」

俺は腰の動きを早めて、ゆのの子宮奥を何度も突く。

「出すぞ、っーー!」

「あ、っ、あぁ、っーーー!」

俺たちは同時にイった。

ゆのの中で注がれる精液を子宮を締め付けて、受け入れようとする。

愛おしくて仕方なかった…。

「なぁ、ゆの…もっと抱いてもいいか?」

「はい、李典殿…。」

俺たちは求め合うように朝まで世伽を過ごした。




朝になり、共に寝転がるゆのの頭を撫でる。

ゆのは猫のように俺の手のひらに擦り寄り幸せそうな顔をした。

「な、なぁ。ゆのはこういう事初めてなのか…?」

「えっと…初めて…です。」

ゆのは俺から目をそらす。

「嘘が見え見えなんだよ。一体誰なんだよ…それ…」

「内緒です。約束なので…!」

「教えてくれよー、ゆのー!」

俺はゆのと結ばれ、やがて子供を授かり、
幸せに暮らしたのだか、

ゆのは初めての相手の名を一生口にはしてくれなかった。













−−−−−−−−−−追想−−−


郭嘉はある日、同じ手段でゆのを抱いた。

「はぁ、郭嘉殿…っーー!」

郭嘉のモノを締め付けるように子宮が締め付ける。

「ああ、可愛いね。こんなに私のモノを締め付けて…そんなに欲しいのかい?」

「ちがっ…あっ、私、っーー!」

子宮奥を攻めるように突くと、何度も気をやってしまうゆの。

「あっ、っーー!っー!ああっー!」

「そろそろ、出すよ。」

「あ、やっ、あ……!」

郭嘉はゆのの中に子種を注いだ。

何度も気をやり、疲れ果てたゆのに口付けをする郭嘉。

「私は貴女のことが好きなんだ。良ければ…この先もずっと…傍にいてはくれないだろうか?」

「ごめんなさい…私っ…っーー!好きな人が…!」

「ほぉ…。それは残念…その彼の名前は…?」

「李典殿…です。」

郭嘉は李典がゆののことが好きな事を薄々気付いたていた。

2人は両思いだったのだ。

「ああ、残念。振られてしまったね。無理矢理抱いたお詫びに私が君の恋を成就してあげよう。」

「え…?」

「その代わり私達が世伽をした仲だというのは、一生秘密にしてくれ。いいね?」














宴会の席で李典が席を外した後、賈クは郭嘉に問う。

「しっかし、郭嘉殿。なんであんな薬を持ってたんです?」

「ああ、私も好きな人を世伽に誘おうかと…でも、薬が無くなってしまったから、今日は諦めるよ」

「あははあ、あんた…それ犯罪行為てっこと分かってんですかねぇ。」

「まぁ、李典殿も戻ってこないことですし、無事に世伽を過ごせたのでしょう。」

「李典殿は軽そうに見えて、実は奥手ですからねぇ…。ああでもしないと自分からは行かないですから…これは後で1杯奢ってもらわないと…」

「さぁ、李典殿とゆの殿の祝福を祝って乾杯としよう。」

2人は盃を交わした。














END
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