三國無双

□[裏 ケ艾]無知と教育
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自分はゆのを初めて遠出に誘った。

「ケ艾様、参りましょう。」

門前で共に向かう自分に笑顔で迎え入れるゆの。

彼女の笑顔が愛おしくて堪らない。

「ああ、此度はよろしく頼む。」

「こちらこそ色々教えて下さいね。」

「おい、ゆの。旧式と仲良くしても学ぶことはないぞ。私と行動を共にしろ。」

たまたま通りかかった鍾会殿に声を掛けられる。

「鍾会様、私はケ艾様が良いのでお断りします!」

ゆのは名家の家の出なので、育ちが良い。

その上、鍾会殿と共に英才教育とやらを受けてきた身らしい。

そんな彼女と仲良くする自分を鍾会殿は快くないと思っているのだろう。

「ははは、鍾会殿、ゆのは自分の方が良いみたいだ。」

「くっ、うるさいぞ、旧式。私は諦めないからな。」

鍾会殿が走り去ってしまった。

自分を選んでくれる彼女…少しは期待してもいいのか?










遠出といっても自分がいつも眺めている田園風景だ。

きっかけはゆのが農作業をしてみたいということだった。

「これはケ艾殿!お久しぶりです!今日はよろしくお願いいたします。」

村人は自分たちに農具を渡す。

「こちらこそ、宜しく頼む。」

「わぁ、戦中に田園は見たことありますが、実際に耕しているのは初めて見ました!」

「え…?そうなのか…?教科書とかで見なかったのか?」

「教科書では見ましたけど、あくまで絵ですから…」

ゆのが言うに英才教育とやらは、あくまで文字や絵のみ…実技は武術位で、実物で見るもの全てが珍しいそうだ。

目の前で学び、はしゃぐ、ゆのを見るのも悪くは無いな。

「そうか…。足元は滑りやすいから気をつけ……もう遅かったか…」

ゆのは泥で思いっきり転けており、身体中泥まみれだった。

「ゆの様!大丈夫ですか?!」

農民が慌てた様子で駆け寄ってくる。

「はい!大丈夫です!むしろ、農作物の方は大丈夫ですか!?」

偉い人間…特に英才教育とやらを受けている人間は普通なら、怒って叱り付ける人間が多いが、ゆのは違う。

「まさか、ケ艾殿が女子を連れてくるとは思わなかったんで、驚きです。もしかしてゆの様がケ艾殿の言っていたお方ですか?」

村人の1人の発言で自分は顔が赤くなる。

「いや、ゆのが農作業をしたいと言うから連れてきただけで…」

「ケ艾様、何の話ですか?」

「そりゃ、ゆの様のことをケ艾殿が好きって話ですよー」

村人の1人が口を滑らせる。

「え?ケ艾様が私のことを…?」

「そりゃ、もう!笑顔が可愛いだの、癒されるだの、褒めに褒めてましたよ!」

「っー!そ、それは…違っ…!」

ゆのが悲しい顔をする。

「私はケ艾様のこと好きなのに…そんな…。」

「……。え!?真か?ゆの…あなたは友としてでは無く、その…恋仲としてという意味か?」

「はい…。ケ艾様のことをお慕いしております…。」

「まさか…こんな僥倖があるとは…。ゆの、自分もあなたを愛している。」

「え…あ、どうしよう…嬉しい。ありがとうございます。」

まさか、こんな幸せな日が訪れるとは思わなかった。







農作業を終え、自室に帰るとゆのの声が聞こえる。

「ケ艾様、入ってもいいですか?」

自分は扉を開けてゆのを招き入れた。

「どうかしたか?」

「その…ケ艾様と恋仲になったのはいいのですが…何をすれば良いのでしょうか?」

「っー!それはだな。手を繋いだり、接吻したり…」

ゆのは、自分に近付き私の手を握る。

「え…?」

ゆのはそのまま、腕を下に引っ張り前屈みなった自分に口付けをする。

「こうですか?」

自分は先手を取られた気がして、悔しい気持ちになる。

「ゆの、簡単にそういうことをするものじゃない。」

自分はゆのを押し倒し、服を脱がせていく。

「えっ、ケ艾様っ!これは一体…どういう。」

「まさか…性行為を知らないとか言い出すんじゃないんだろうな…。」

ゆのが顔を赤くして頷く。

「え、図星なのか…?」

「あ、も、勿論、男性器を女性器に挿入し、精子と卵子を結合させて受胎させることは知ってますよ!でも、それだけで…やり方までは…。」

「英才教育とかいう割には性行為のひとつも学ばなかったとは…とんだ箱入り娘だな…。」

ゆのは自分の腕を握る。

「なら、どういうものか教えて下さい…。その…ダメ…ですか?」

「本当に自分でいいのか…?逃げるなら今のうちだぞ。」

ゆのは頷く。

「分かった。それじゃあ…早速…。」

自分はゆのに口付けをする。

「んっ、ふっ…ん、あ…」

酸素を求めるように呼吸をするゆの。

「ケ艾様…苦し…い…」

「ふふ、愛らしい顔だ。接吻にも色々と技があってな…これから覚えていくといい。」

自分は首元、脇、胸、腹部、太ももとどんどん舌で愛撫していく。

「やっ、これは…気持ちいい…です。」

「こうやって、相手の気持ちいいてっ所を探っていくんだ。でも、やっぱりここが1番かな…」

「え…?そこてっ…排泄するところ…」

ゆのが慌てて脚を閉じようとするが自分は太腿を抱え、それを許さない。

「さ…ゆのはどんな味がするだろうな?」

自分は優しく肉豆を舌で刺激する。

「ひっやっ…!あ、それ…だめっ…ビリビリしちゃう…!んっ!」

ゆのは手で俺の頭を抑えて、離そうとすると体格差のある私からは逃れられない。

「だめ…汚いよ…。ケ艾様…っ!」

「何を言うか、好いている相手の何もかも愛おしい。それにこうやって感じさせないと、あとが辛いからな…。」

自分は入念に肉芽を愛撫すると、ゆのは体が何度も震える。

「あ、やっ、待って…あ、っーーー!」

「その震える感覚が絶頂という感覚で、性行為における気持ちいいという感覚の頂点だ。」

「あ、…変な感じだけど…気持ちいい。」

自分は指を秘部に当て、少しだけ指を入れる。

「ここが膣と呼ばれる女性器だ。ここに自分の男性器を入れるんだ。」

「え?大きい…。こんなの入らない。」

ゆのは物珍しそうに自分の肉棒を見つめる。

「だから女性器を濡らして、入れやすくしたんだ。では、早速…」

自分はそのままゆのの腟内に肉棒を埋めていく。

「痛い…もっと…ゆっくり…ケ艾さ…まぁ…!」

「初めは辛いものだ、だか受胎すればここから赤ん坊が出てくる。その前段階で広げていると思えばいい。」

「っ…!っあ、あ…、苦し…!」

ゆのの腟内でゆっくりと抜き差しを繰り返していく。

「時期良くなる。今しばし…自分に身を預けてくれ…」

「そんなの…うっ、くっ…!」

「それなら、これはどうだった?」

自分は肉豆を指で刺激する。

「やっ、そこは…反則っ!っー!ああ!」

何度かゆのをイかせ、痛みを緩和させる。

「あ、ケ艾様…痛く無くなってる…。」

「それは良かった…では、激しくさせてもらおうかな」

自分はゆのに覆いかぶさり、口付けをしながら突いていく。

「っー!あっ、ふぁ、あ、…あ!」

ゆのは甘い声をあげながら、自分にしがみつき、何度か達する。

「ずっと前から好きだった…。絶対に離しはしない。愛している。」

「あっ、っー!はい…私もケ艾様のこと…好き!愛しています!」

「そろそろ中に出すぞ…。受胎してくれ。いいな?」

「あ。うっ、は、はい!ケ艾様と幸せな家庭を築きたいですっ!」

「くぅ、っあー!」

自分はゆのの子宮に精液を注いだ。

ゆのも子宮に流れる精液の温かみに幸せそうな顔をする。

その後、何度か性行為に及び、愛し合った。





「あの、ケ艾様…?」

俺の胸に寄り添うゆの。

「どうした?」

「あの、ケ艾様はどうやって性行為を学んだのですか?」

自分は言葉に詰まった。

「そ、それはだな…教えてもらったのだ…」

「誰に…?」

「それは、昔付き合っていた女性にだ…。」

「そんなことなんてあるのですね。でも…」

ゆのは自分の上に跨った。

「これからは私以外の女性に抱かれるのはダメですからね?ケ艾様!」

「ああ、無論だ。ゆのだけを愛すると誓おう。」

跨った彼女の腰を支えあげ、また挿入する。

「ふぁ、あ、うそっ…またするのですか!?」

「ああ、ゆのだけを愛する代わりに、自分を満足させるのもの、彼女の義務だ…いいな?」

「っーーー!はい…。」

こうしてまた、愛し合った。














−−−−−−−−−−後日談−−−

戦へ共にケ艾様を私は笑顔で出迎える。

「ケ艾様、参りましょう。」

門前で共に向かう私に笑顔で応えるケ艾様。

彼の優しい笑顔が大好き。

「ああ、此度もよろしく頼む。」

「こちらこそ、よろしくお願いします!」

「おい、ゆの。旧式と仲良くするのも大概にしろ。」

また通りかかった鍾会殿に声を掛けられる。

鍾会殿は前日のが悔しいのか、私の腕を引っ張り、抱き寄せようとする。

「わっ、ちょっと…!」

そこへケ艾様が割って入り、私を力強い手で私を抱き寄せた。

「何のつもりだ?旧式?」

「すまないが、鍾会殿。私の大切なゆのに気安く触れないで頂きたい。」

「まさか、ゆの…この私ではなく、旧式を選んだのか!?信じられん…。」

「はい、ケ艾様のことが大好きです!」

「くっ、貴様!私のゆのを奪うなど…絶対に許さんからな!覚えていろ!」

鍾会殿が走り去ってしまった。

私を選んでくれるケ艾様…これほどまでに幸せなことは無い。











END
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