幼少期編

□プロローグ
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時は大海賊時代、各地で続々と海賊団が誕生していた
そんな時代のとある島のとある町のとある家族に新たな命が生まれようとしていた

?「ミナ頑張れ!」

ミナ「う〜っ!」

?「母さん頑張れ!」

?「頑張れ!頑張れ!」

ミナ「ふっ!」

助産婦「ミナさん後少しですよ!」

ミナ「は、はい!うっ!」

…オギャア オギャア オギャア

助産婦「おめでとうございます!元気な男の子ですよ!」

ミナ「はぁはぁ、男の子、良かった」

助産婦「さぁ後一人ですよ!もう少しですからね!」

ミナ「は、はい!ふん!」

助産婦「頭が出てきましたよ!もう人踏ん張りですよ!」

ミナ「ふん!う〜っ!」

?「ミナ!後一人!頑張れ!」

??「「頑張れ!頑張れ!」」

ミナ「んーっ!」

…オギャア オギャア オギャア

助産婦「ミナさん、おめでとうございます!良く頑張りましたね!元気な女の子ですよ!元気な双子が産まれましたよ!」

ミナ「はぁはぁはぁ、よ、良かった、無事に、産まれて、くれて、ありがとう、やっと、会えたね」

?「ミナ、良く頑張ったな、ありがとう」

ミナ「アキ、産まれたわ、可愛い双子」

アキ「ありがとう、ありがとう」

アキは涙目になりながらミナに感謝の言葉を言いながらそっと抱き締めた

助産婦「じゃあ私はお邪魔になるだろうから退場するよ、ミナさん本当におめでとう」

ミナ・アキ「「ありがとうございました」」

助産婦は一つ御辞儀すると病室から退場した

?「やった!弟と妹だ!これで今日から僕もお兄ちゃんだ!」

?「母さん!ありがとう!頑張ってくれて!」

ミナ「ウィンド、シャイン、貴方達の新しい兄妹よ、仲良くするのよ」

ウィンド「うん!ねぇ母さん、良かったら妹抱っこしていい?」

ミナ「良いわよ、ゆっくりと抱っこするのよ」

ウィンド「うん」

そう言うとウィンドはミナから女の子を受け取り、そっと抱き抱えた

ウィンド「ちっちゃい」

ミナ「今産まれたばかりだからね」

シャイン「ウィンドばっかズルい!母さん!僕も抱っこしたい!」

ミナ「なら弟を抱っこしてみる?」

シャイン「うん!」

ミナ「良い?首が座ってないから首に腕を通して頭を支えてあげてね、ゆっくり抱き抱えるのよ」

シャイン「うん」

シャインはミナから男の子を受け取り、ウィンドを見ながらそっと抱っこした、抱っこすると腕からほのかなぬくもりを感じた
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