幼少期編

□安心
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数日後、最初は4人に警戒をしていた双子だが今では…

ケイリー「…と…フ…りゃ…?」

ケイレブ「…ク…りょ…コ…?」

ドフラミンゴ「フフフフフ、そうだドフラだ、上手いじゃねぇかケイリー」

クロコダイル「クハハハハハ、よく言えたなケイレブ」

クロコダイルとドフラミンゴ、そしてミホークは双子を溺愛した、ジンベエは双子に様々な事を優しく教えていた、双子は4人が危害を加える大人ではないと認識し警戒をしなくなった、その為なのか4人には怯えず自ら近づくようになった

ドフラミンゴ「フフフフフ、ケイリー、ケイレブ、良い物みせてやるよ」

双子「「?」」

ドフラミンゴ「フフフフフ」

ドフラミンゴは1つ笑みを浮かべると自分が着ていたアウターからロボットの玩具と猫のぬいぐるみを取り出し双子に渡した、双子は初めて見る玩具に興味が沸いたようでゆっくり触れた、初めての感覚に戸惑ったがゆっくりと持ち上げて色々動かして遊び始めた、するとドフラミンゴは何か閃いたのか自分の手から数本の糸を出し、玩具に糸を付けた
すると玩具がまるで意思を持ったように動き出した、双子はいきなり動き始めた玩具に驚きドフラミンゴの足にしがみ付いた
ドフラミンゴは糸で玩具を操り双子の元まで近づけると双子を宥めた、怯えていた双子も徐々に慣れていったのか落ち着いてきた

双子「「?」」

ケイリーはゆっくりとぬいぐるみに触れたが触り心地は先程と同じ感触で特に変わった所がなかった、だがドフラミンゴの糸で繋がれている為ぬいぐるみはまだ動いていた、それに気づいていない双子は急に動きだした玩具が不思議で堪らなかった

ドフラミンゴ「フフフフフ、どうした?玩具が動くのが不思議か?」

ケイリー「…お?」

ドフラミンゴ「玩具な、ゆっくり覚えろ」

ケイリー「お…も…」

ドフラミンゴ「フフフフフ、可愛いな」

ドフラミンゴは笑みを浮かべながらケイリーの頭を撫でた
それを見ていたクロコダイルは面白くないと内心思っていた、するとクロコダイルの傍にケイレブが近付きそっと左手の鉤爪に触れた

クロコダイル「?どうした?」

ケイレブ「ク…りょ…コ」

クロコダイル「…」

ケイレブ「…た…イ…りゅ…」
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