名前のない喫茶店

□プロローグ
1ページ/1ページ




  プロローグ






この街で最近密かに囁かれる噂があった。


息の合った美人の店員2人が切り盛りし、可愛らしい子どもが店番をしている喫茶店。


所在地は分からない、

ぼんやりと歩いていたら、ふと見えてくるというそこ。


行った人は皆、幸せな顔をして出てくる不思議なお店。




openと書かれたプレート。




丁度、ふらりと足を止めた女性がゆっくり扉を押し、入っていくところだった。
次の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ