御影小次郎 夢小説(マリィ)★完結★

□夏休み
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夏休みに入るはばたき学園。

御「ちゃんと宿題やってくるんだぞ!」

「出し過ぎなんだよー!」

「ねぇねぇ!海行かない?」

御「はいはい。文句と今後の予定を立てるのはまた今度な!それじゃあまた9月に会おうぜー!」

教室を出て行く御影を追いかける美奈子。

美「せんせぇ!」

御「ん?どうした?」

美「夏休みの間、園芸部はどうしたらいいですか?」

御「来たい時に来い。俺はいつでもいるからいつでも大歓迎だぞ!」

美「ふふっ!わかりました!」

そしてその帰り道、バイトの情報誌を見ながら帰る。

美(これを機にアルバイトでも始めようかな。)

七「読みながら歩くと危ないぞ。」

美「あ、七ツ森くん。ご、ごめんなさい。」

七「いや、別にいいんだけど。バイト探してんの?」

美「うん。夏休み中にどこかで始めようかなって。」

七「そっか。まぁ、頑張れよ。」

美「うん!ありがとね!」

七ツ森はそのままどこかへ歩いていった。

七(バイトねぇ。確かあの喫茶店も募集してたな。)

そう思いながら喫茶店で時間を潰し、モデルの仕事へと向かった。


しばらくして喫茶店へ向かうと美奈子がお店に立っていた。

七「な!!あんた、ここにしたの!?」

美「あ!七ツ森くん!そうだよ!喫茶店ってなんか憧れててさ!」

七「そ、そうか。」

「あ!いらっしゃいませ!ケーキの新作出ましたよ!」

七「そ、そうですか。それじゃあそれ一つとホットコーヒーで。」

「あら?今日はケーキ一つでいんですか?」

七「い、いいから!それでお願いします。」

「そぉ?じゃあ小波さんよろしくね!」

美「はい!」

七ツ森は美奈子が気になりつつも奥の席に座った。

美奈子はテキパキと動きトレーの上にケーキを置く。

美「お待たせしましたー!」

七「お、おお。ありがとな。」

美「はい!ごゆっくりどうぞー!」

美奈子は元の場所へと戻っていった。

美「あの。」

「ん?」

美「あのお客様いつも来るんですか?」

「ええ。ケーキやパンケーキいろんなの頼んでくれるんだけど、今日は珍しいわね。」

美「そう・・・ですか。」

「あなた知り合いみたいだし、驚いちゃったのかもね!」

美「はぁ。」

七ツ森の方を向くとチラッとこちらを覗いていた。

七(うわ!あぶねっ!)

さっと覗くのをやめ、ケーキを食べ始める。

七(・・・なんでこんなに慌ててんだよ。アルバイトするって言ってたんだから可能性もあっただろ。)

黙々とケーキを食べる。

七(・・・風真に言ったら面倒だから、黙っておこう。)

七ツ森はコーヒーを飲み落ち着いた。
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