御影小次郎 夢小説(マリィ)★完結★

□クリスマスパーティー
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放課後、廊下を歩いていると隅の方で何やらコソコソと話す柊と御影がいた。

美「あれ?2人ともそんなところで何してるの?」

御「はえ!!小波!?な、なんの用だ!?」

美「え。別に用はないですけど・・・。」

柊「・・・ハァ。」

柊はため息をつくと美奈子の方に体を向けた。

柊「美奈子さん。よかったら僕と一緒に帰りませんか?」

御「・・・。」

美「う、うん。いいけど。」

柊「よかった!では行きましょう。失礼します、御影先生。」

御「あ、あぁ。」

不自然な2人に首を傾げるが美奈子は柊と帰ることにした。

柊「すみません。あなたのこと急に下の名前で呼んで。」

美「いや!全然いいよ!私も夜ノ介くんって呼んでるし。」

柊「よかった。嫌だったらどうしようかと思いました。」

美「ふふっ!」

柊「そういえば、今年のクリスマスパーティーには出席する予定ですか?」

美「うん!楽しみにしてたんだ!ドレスももう買っちゃった!」

柊「それはよかった。私も参加しますので当日はよろしくお願いします。」

美「うん!・・・あっ!でもプレゼントはまだ考えてないんだよなー。何がいいかなぁ。」

柊「うーん。誰に当たるかわかりませんからね。」

美「だよねー。」

柊「そういえば、商店街でオーガニックフェアをやっていましたよ。」

美「オーガニック?」

柊「ええ。オーガニックの野菜から化粧品まで。それなら男女関係なく特別感が出るのではないでしょうか?」

美「おお!それだ!!ありがとう夜ノ介くん!」

柊「ふふっ!参考になったのなら嬉しいです。では素敵なプレゼントが買えるよう祈っていますよ。」

そう言って別の方角へ曲がっていく。

美「うん!ありがとう!」

美奈子は早速商店街へと向かった。

美(すごい!たくさんあるんだなー。)

沢山のオーガニック商品に驚く。

美(オーガニックスキンケア・・・か。)

これなら男子も女子も喜ぶかもしれない。

美奈子はそれを買うことにした。

美(ふふ!これであとはクリスマスパーティーを待つだけだな!)

だがその前にテストがあることを思い出す。

美(で、でも楽しみがあれば頑張れるよね!)

美奈子は、るんるんとスキップをして家に帰った。
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