御影小次郎 夢小説(マリィ)★完結★

□恋のライバル
1ページ/6ページ

御「体育祭の競技何にするか考えとけよー!」

「うわー、もうそんな時期かぁ。」

「あたし玉入れー!」

「あんた前回も玉入れだったじゃーん!」

美(今回は何にしようかなぁ。)

風(今年はあいつと二人三脚でもでるかな。)

そして、休み時間。

風真は放課後美奈子を誘おうと、図書室に本を返しに行った。

すると、すぐに七ツ森がやってくる。

七「美奈子。」

美「あ!七ツ森くん!どしたの?」

七「あれ?もしかして覚えてない?」

美「え?」

七「去年の体育祭。」

美「うーん・・・あ!二人三脚一緒にやろうって!」

七「正解。相手がいなかったらの話だけど。」

美「うん!私も今から探そうと思ってたの!思い出させてくれてありがと!」

七「どういたしまして。・・・ふぅ、危なかった。」

美「ん?」

そこにドタドタと本多がやってきた。

本「美奈子ちゃん!体育祭何に出るの!?」

美「あ!いっくん。私はね七ツ森くんと二人三脚にでるよ!」

本「えっ。」

美「これから放課後練習する?」

七「あぁ。それじゃあ会いてる日また連絡する。」

美「うん!」

七「・・・それとさ。」

美「ん?」

七「これから息合わせるために、七ツ森くんは卒業しない?」

美「あ、そっか。・・・じゃあナナくん!」

七「ふっ。本当はあんまり大きな声で呼んで欲しくないけど、あんたならいいかな。」

美「やった!これからよろしくねナナくん!」

本「・・・。」

美「あ!ねえねえ、いっくんは何に出るの?」

本「えっ・・・いや、決めてきたはずなんだけど、また1から考えようかな。」

美「そうなの?決めたら教えてね!」

本「うん。」

本多はとぼとぼと歩いて行った。

その先には落ち込んだ風真がいた。

風(・・・なんだよ。何であいつの周りにはいつも・・・。)

風真も1人どこかへ行ってしまった。

体育祭まで美奈子と七ツ森は、放課後に二人三脚の練習をすることになった。

美「うわ!!」

七「大丈夫か?」

美「う、うん。」

手を取り合い練習する姿を後ろから見る御影。

御(今年は俺じゃなかったか。)

軽くため息をつき、畑へと向かった。
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ