二章 崩壊した世界と誓い

□七 悪夢
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地下通路


バクーモス「くううう!忌々しい光で前がみえん!」


イレブンが目覚めると同時に、バクーモスが現実世界に現れた


ロウ「おお!イレブン!無事であったか」


イレブン「うん!みんな、こいつが元凶だよ!倒して父さんを救い出すんだ!」


バクーモスがあらわれた


バクーモスの悪夢の吐息


イレブン「はやぶさ斬り!」


グレイグ「イレブン、ゴリアテ!連携するぞ!」


二人「うん!」


グ、シ「ナイトプライド!」


グレイグとシルビアの力がイレブンに渡り、イレブンは更にパワーアップする!


勇者の全能力が2段階あがって2回行動


イレブン「はやぶさ斬り!」会心の一撃!


ロウ「イレブン、わしともやるぞい」


イレブン「うん、おじいちゃん!ユグノアの子守唄」


ロウとイレブンの不思議な唄が響き渡る


バクーモスは眠ってしまった


シルビア「グレイグ!バイキルト!」


グレイグの攻撃力が二段階上昇した


イレブン「はやぶさ斬り!」


グレイグ「全身全霊斬り!」


バクーモスは目を覚ました


バクーモスの通常攻撃


グレイグ「!?眠く....」


グレイグは眠ってしまった


バクーモスの悪夢の吐息


イレブン達の呪文の威力と回復量が減った


イレブン「はやぶさ斬り!」


ロウ「グランドクロス!」


シルビア「グレイグ!おきなさい!」つっこみ


グレイグ「すまない、ゴリアテ」


グレイグは目を覚ました


イレブン「はやぶさ斬り!」


バクーモスの通常攻撃


バクーモスの悪夢の吐息


イレブン達の呪文の威力と回復量が更に下がった


グレイグ「全身全霊斬り!」


イレブン「はやぶさ斬り!」


ロウ「グランドクロス!」


シルビア「ほとばしる〜アモ〜レ!」


バクーモス「ゲギャアアア!」ジュワー


バクーモスが消えて、アーウィンを覆っていた黒いものは消えていった


アーウィン「こ、ここは.....!?その眼差し、その目に宿る優しい光は。まさか、そんな!!....イレブン!イレブンなのか!?」


イレブン「そうだよ、父さん。父さん達の息子イレブンだよ」


アーウィン「そうか.....私を絶望の淵から救ってくれたのは、お前だったのだな。立派になったな、イレブン」


アーウィンをイレブンを優しく見つめている


その時、また女性の声が聞こえてきた


.....あなた。ようやくもとのあなたに戻ってくれたのね。


アーウィン「.....ああ。信じられない。君なのか、エレノア」


エレノア「あなたを苦しめていた呪縛は、イレブンが解き放ってくれた。これで私達、安心して旅立てるわね」


アーウィン「ああ、そうだな」


そう言うとアーウィンは光の玉になり、イレブンの周りをひとしきり回った後、天に登っていった


イレブンには暖かい光がさしている


エレノア「イレブン。私のかわいいイレブン。あなたにはこれからも多くの困難が立ちはだかるでしょう。それでもそのまま、真っ直ぐに進みなさい。


あなたの中にある希望の光が、きっとあなたを導いてくれるはず。父と母は、いつもあなたを見守っていますよ。


さようなら、イレブン。ずっとあなたのことが大好きよ」


暖かい光はなくなり、エレノアの声も聞こえなくなった


ロウ「これで.....本当にお別れじゃな。アーウィン、エレノア」


シルビア「あ!イレブンちゃん!その手!」


イレブン「あ!勇者の紋章だ!」


イレブンの手には紋章が元通りになっていた


ロウ「おお!アーウィンとエレノアが勇者の力を蘇らせてくれたんじゃ」


イレブン「父さん、母さん。ありがとう。僕はまた勇者として戦う!この世界に光を照らすんだ!見守っていてください」


その後


イレブン「このままグロッタの町の様子も見に行こうと思うんだ」


ロウ「ふむ、そうじゃのう。もしかしたら何か異変がおこっておるかもしれんしの」


ユグノア地方


道中にいた男性が話しかけてきた


男「よう!あんた達もあの噂を聞いてやってきたのかい?」


ロウ「はて?噂とな?」


男「なんでい。何も知らないのかい?世界が滅亡してみんな落ち込んでるだろ。そんな心の傷をいやす世界の楽園が、グロッタにはあるって話よ。


こないだすれ違った旅の武闘家も、グロッタの町に行くって言ってたしな。みんな癒されたくて仕方ないのさ。その姉ちゃんすげえ美人だったな、俺も楽園に行くか」


ロウ「もしやマルティナのことかもしれぬのう」


イレブン「そうかもね。よかった、無事みたいだ。早速グロッタの町に入ってみよう」


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