一章 出会いと告白

□十 メダ女学園
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メダチャット地方


光の柱を渡り、船を止め全員降りてきた


ラース「ふう、ここに来るのも久しぶりだな。マルティナ達と一緒に旅していた時以来だ。ここから北に行くと、メダル女学園という場所があってな。小さなメダルを集めているらしいぞ」


イレブン「へえ、小さなメダルなら僕もそれなりに持ってるし、行ってみようかな」


ロウ「確かここいらには呪文を使う魔物が多かったはずじゃ。気をつけていくぞい」


メダル女学園


校庭では生徒達が集まり、校長の指揮に合わせて歌を歌っている


生徒の中には魔物の者もいる


しらかばのもりにー♪こもれびのはなー♪


スズランのベルを風が鳴らすよー♪


小さなレディは夢見るレディ♪


大きな世界が私を待ってる♪ルルル〜ル〜♪


歩こうザ・ワールド♪集めよう・トレジャー♪


ラララーラー♪メダル メダル 小さなメダル♪


王立メダル女学園っ!


歌が終わると生徒達は学校へと戻っていき、校長だけになった。校長はこちらに気づき、話しかけてきた


???「やあやあ、お客さんとは珍しい。何かご用ですかな?むむ!旅のお方!これは....驚くべきことだ!わかります。私にはわかりますよ!」


ラース「(何だ....このじいさん)」


校長はイレブンを見ると目を輝かせている


???「すーーんばらしい!あなたはとんでもない才能を秘めておりますな!話せば長くなります。こんな所で立ち話も何ですからぜひ校長室へいらしてくださいな!」


校長はスキップをしながら学校へと入っていった


校長室


校長「よくぞ参られましたな旅のお方。私の名前はメダル校長。そしてここは王立メダル女学園!ステキなレディを目指す乙女の学校ですな。


我が校では授業の一環として、世界中のありとあらゆる場所に散らばる小さなメダルを集めております。メダルを集めることで、ステキなレディに必要不可欠な優れた知性と教養を身につけるのですな。


あなたをお招きしたのは他でもない。私はあなたのその青空のように澄んだ瞳に、メダル集めの才能を見たのです!しかし、誠に残念な事にここは女子限定の学校ですからな。入学を許可することはできませぬ。


ですから、校長の権力を使いあなたをこのメダル女学園の客員生徒として認めます!では、このメダルスタンプ帳を受け取ってください」


イレブンは、メダルスタンプ帳をてにいれた


校長「小さなメダルを集めてきたら枚数に応じて色々なプレゼントがあります。がんばってくださいな」


校内


ラース「お、イレブン。あの変なおじさん何て言ってた」


イレブン「何か僕に小さなメダル集めの才能があるから、小さなメダルを集めてくれだって。枚数に応じてプレゼントがあるみたいだよ」


カミュ「まあ、それなら旅のついでにもし見つけたらここに持ってくるか」


マルティナ「それじゃあプチャラオ村に向かいましょう。ここから南に向かった先にある橋を渡れば見えてくるわ」


イレブン「うん、わかった」


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