Ss

□片思い…?
2ページ/3ページ

「ナニって俺のマグナム」
「んなこと聞いてんじゃねェッ!!何で男相手にキスして勃ってんだよテメェは!?」
「いやだって、なんかエロかったし」
「エロくねェ!!」
「エロいって。……ねぇ、土方?」
「な…なに」
「お前の気持ち。ちゃんと言ってごらん」
「い…言えるかッ!!」
「あ、そう。残念だなぁ、言ったらお前の望み叶うかもしんねェのに」
「え…?」
「ほれ、言ってみ?」
「……………〜〜ッきだ」
「聞こえないからもう一回」
「……ッ好きだって言ってんだよこのクソ天パ!!」
「…一言多いけどまぁいいか。俺もお前のこと好きみたいだよ、多串くん」
「………へ?」
「ん?嬉しくないの?」
「え?いや、だってえ?…マジでか?」
「マジで」
「な、なんで?」
「んー、なんかお前のことエラく可愛いく見えるし、鬼の副長が俺の前でだけ可愛いくなるのが嬉しいし?な?お前のこと好きみたいだろ?」
「……つーか『みたい』って何だコラ」
「だってついさっきまでお前のことそんな風に思ったことなかったんだもん」
「……そうかよ」
「ら?落ち込んだ?」
「るせぇ…」
「あー、やっぱ可愛いなオイ。抱いてイイ?」
「んなッ!?」
「俺のマグナム、さっきから臨戦態勢で萎える気配無ェのよ。これってスゴくね?」
「威張るなッ!!」
「俺とシたく無いの?」
「そ…じゃねェけど」
「けど?」
「は…恥ずかし……ッ」
「…ッだあ、もう!今ので80%くらいだったのが120%になっちまったじゃねェかッ!!」
「な、何が?」
「俺のお前への気持ちッ!!」
「!!」
「こうなったら責任取ってもらうからな。大人しく喰われろ」
「……上等だ」
「後悔しても知らねェかんな」
「しねェって。来いよ、銀時」
「…もー知らね。今のでプッツン来ちゃたもんね。覚悟しろよ?」
「銀……ぁ、あ!や、いきなりんなトコ触んな…やぁ、んッ」
「うわ、エロ声…。もっと聞かせて?」
「ん、やあぁッ!!」




オマケ↓


「あれ?副長、腰どうかしたんですか?」
「…な、なんでもねェよ」
「わ、声も凄い枯れてますよ?目も赤いし。どっか具合でも悪いんですか?」
「…ッなんでもねェから放っといてくれェェェッ!!」
「…あんなに走れるんなら平気ですよね」

END.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ