捧げ物

□Jea lous of
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「「「「あっ…」」」」


「今日こそ決着をつけてやるネ」
「のぞむところでィ」
「「………」」


公務である市内見回りをしていた土方と沖田
その途中、団子屋の前で万事屋コンビ…銀時と神楽に会った。その為、恒例になった沖田と神楽の闘いが始まってしまった
こうなってしまったら最低三十分は止まらない。止めに入ったら無事に出てくる事はまずない(山崎談)それを知って止めに入る輩はいなくなっていた


「いつもの頼む」


土方は渋々銀時の隣に腰を降ろすと、土方スペシャル(マヨ団子)と銀時の分のみたらし団子を一つづつ注文した
店員が店内に入るのを見送ると、一段落ついた…という様に流れる動作で煙草をくわえて火をつけた


「いつも悪いね」
「…俺がしなくても自分で注文すんだろ」
「あはは…それにしても、アイツ等飽きねぇよなぁ」
「まあ、手加減なしでじゃれあえる奴ができたからじゃねぇのか?」
「多分ね…でも、待つ方の身になってほしいね」


土方に団子の礼を言うと会話を振る銀時。土方も今日は機嫌が良いのか返事を返した
そのまま二人が他愛のない会話をしながら沖田と神楽の決着を待っていると、二人の会話が聞こえてきた
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