ガンメタルフロウ 用語辞典

【め】 4件

【メールクラッシャー (めーるくらっしゃー)】
機婦人ブラックダリアが20年もの歳月を掛けて遂に完成させた恐怖の科学兵器。

ピンク色をした手の平大の球状カプセルで、手榴弾の様にロックを解除し投げ付ける事で破裂、ガス状の物体を周辺に散布する。

その正体は男性ホルモンにのみ反応する極微小な毒素であり、女性が吸っても特に影響は無いが男性が吸うと極度のショック症状を引き起こす。

加えてブラックダリアは、1つのカプセルに「身体は同じものと認識するが、決して混ざる事の無い特殊な毒」を2種類混合しており、カプセル1つでアナフィラキシーショックを引き起こし死亡率を上げる事に成功している。


【メタルコート (めたるこーと)】
反馬カイナのカモフラージュ用外装システム。

ロボットであるカイナが人々の奇異の目に晒されるのを避ける為、反馬阿観念博士が開発した(と言っているが、実はロボットの姿では戸籍登録できない為だったりする)。

電気信号により色が変化する特殊な分子金属と制御用ナノマシンを混合した物であり、カイナの指令により様々な色や形に変化する事が可能。
凝固時の硬度はダイヤモンドよりも硬く、可動部は流体化している為皮膚の様に柔軟に動く。

普段はカイナを人間の姿に偽装する為に使用されているが戦闘時には解除され、代わりに鉄華が装着する事で「装攻態」へと変身する。

形態変化時は激しい摩擦の為にまばゆい光を放ち、敵への目眩ましにも使える。


【メタルシード (めたるしーど)】
反馬阿観念博士が開発した超兵器。

人間の脳波を特殊なパルスに変換して機械に送信し、プログラムを強制的に書き換える事で完全に制御下に置く事が出来る。

図らずも「大いなる巨悪」の細胞サンプルを入手した博士が、徹底的に分析した上でその能力を科学的に再現したものであり、機械を操る「大いなる巨悪」に対抗し得る唯一の手段として8年の歳月を掛けて開発した。

使用者の脳内に埋め込む事で大脳皮質上に複雑なシナプスを形成し、脳と一体化する事で初めて使用可能となる。
疑似皮質の形成には非常に長い年月が必要で、また適合者は脳が発達する前の新生児に限られている。

阿観念博士は自らの息子である鉄華を実験体に選び、更に無闇な暴発を防ぐ為自らの脳にもリミッター装置「親父越えデスロックシステム」を埋め込んだ。

これは博士自身が鉄華をヒーローとして認めた時、初めてロックが解除され使用可能になるというものである。

ただし鉄華は博士が当初予想していた以上の適合率に達しており、ロック解除前にも何度か無意識に発動させていた。


【メタルチャリオット (めたるちゃりおっと)】
カイナとテテオに加え、ヨアンも合体した三機合体形態。

サイドカーモードのカイナとテテオの後部にスタンバイモードのヨアンが接続される形となり、さながら二頭の馬が牽引する古代ローマの戦車(チャリオット)の様相を呈している。

それぞれの上に一人ずつ搭乗出来る為3人乗りで、3機のジェネレータがダイレクトに直結する事で爆発的加速力を生み出す。
走行の他に飛行も可能で、鉄華とエイカーを巨大化した「大いなる巨悪」の頭上へと連れていった。

また搭乗している鉄華がメタルシードを発動する事で3体に搭載された「アンチプラグラム」が強化され、「大いなる巨悪」が放つ「機械を操る電波」を防ぎ切る事が可能。



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