【白虎のお題】

□24.道
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貴方がいなくなってどのくらいになっただろう

好きだから側にいた

誰よりも近くにいたいと思った

そのことで貴方を追い詰めて

苦しめていた


そのことに全く気付かなかったわけではなく

なんとなく解っていた

解っていたのに見ていなかった


何より誰より貴方が好きだった

貴方の心変わりが怖くて

何も信じていなかったのは私

自分の事ばかりに一生懸命で

貴方が私の心配をしていてくれたことさえ

気付きもしなかったから


これは報い


貴方は何度も

私に教えてくれていたというのに

気が付かなかった私の罪



貴方と私の道は

分かれてしまったけれど

いつかまた

貴方と出会ったときに

『ありがとう』と

言える私でいるために


貴方が側にいてくれた

私という存在を

少しでも好きになるために

貴方と共に歩いた道を

一人でも

真っ直ぐに歩いてゆこうと思う









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