過去拍手

□無題
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最近、友達からよく言われる。

なんで、警備隊なんて入ったの、って。
そんな危ない場所選ぶこと無かったじゃない、って。

友達の
きれいにお化粧して、お肌のお手入れして、ネイルなんかもして、きれいな指先。
とってもカワイイ洋服、バック、アクセサリー。
きれいにまとめてお手入れしてる髪の毛。

いいなぁ、って思わないわけじゃない。
うぅん。
むしろ、うらやましい、って思うよ。

私なんか、お化粧なんてナチュラルメイクくらいしかしてないし、ネイルなんてしてたら仕事にならないから、爪だって短くきっちゃう。植物のお世話してたら、すぐに荒れちゃうからいつもがさがさの手。
時間帯が不規則だから、肌は荒れちゃう。
隊長ほどでは無いけど、やっぱり忙しいからお出かけもあんまりしない。

いいことなんてないじゃん、って思うときもあった。
やめようと思うときも、たくさんある。

じゃあ、やめちゃいなよ、って友達は言うけど…。

なんか、やめれないのよね。

あそこでは、いろんな人の、いろんな感情が爆発する。
権力者に傷つけられた人
自分の欲望を抑えきれず、誰かを傷つけることで快楽を得る人
大切な人を守ろうとする人
大切な人を失った人
生きる意味を見失った人
自分の身を守ることで精一杯で、他人を顧みれなくなった人
何とかしたいと思う人
なんとでもなれと思う人
楽しさ
悲しさ
うれしさ
憤り……………

私には、見ているだけしかできない。

女だから、とかそういうのではなくて、私にはまだ必要な力が足りなくて、誰かを力で守ることはできない。手段が、ない。

それでも、ただ一つ、私のお世話した植物たちが、彼らを、癒してくれる。
傷ついた人を。
傷つけた人を。
そんなことしかできないけど、もう少し、私は彼らと一緒にこれからも戦っていきたい。

そう思うから。




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御拍手ありがとうございます〜(>_<)
ちとせちゃんです。個人的にはちとせちゃん、大好きです。自分のできること、頑張ってる、一生懸命な姿が印象的。
きっと隊内で、人気があるんじゃなかろうかと思います。

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