過去拍手

□無題
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in食堂
隊員A「ね、本木、野田先輩って、どんな人?」
本木「は?何?」
隊員A「だーかーら!野田先輩ってどんな人?お前、仲がいいじゃん。」
本木「え?んー…。どんなって…空気みたい?」
隊員A「な!お前、それ失礼だぞ!!!」
本木「はぁ?空気みたい、って言っただけで、別になんも悪口言ってねーじゃん」
隊員A「空気みたい、って十分悪口だろ!」
本木「だから!俺がいってんのは、何気なくいつも気を配ってくれてるから誰も気付かないけど、いっつもどっかで手を貸してくれてるんだよ、ってことだよ。居なくなるとそのありがたみが分かるって言うか」
(そうそう。居なくてもいいような気がしてたんだけど、実は居なくなると、なんか物足りないんだよな。)

隊員A「へー。お前、よく見てるな〜。そういうところ、気付かなさそうなのにさ」

本木「失礼な!あ、やべ!早くいかねーと、遅れるぜ!ごちそーさまでした〜!!」
隊員A「あ、まてよ、本木!」

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同じくin食堂(本木が座ってる席の真後ろ)

野田兄「由弥、どうかしたか」
由弥「え、え??」
野田兄「顔が赤いぞ。熱でもあるんじゃないか」
由弥「大丈夫だよ!ちょっとご飯食べて暑くなっただけ!!」
(本木が、あんな風に言ってくれるなんて…)

何も飾らない、正直な君の言葉に、ついつい、浮かれてしまうんだ。



本由、両思いになる前です。本木って、鈍感そうだけど、結構いろいろ見ていそうだなと思います。歯に衣着せないタイプだし、ホントにそう思ってるんだな、っていうのが言葉から伝わってきます。由弥くんはきっと、本木のそういうところにも癒されて、ひかれてるんじゃないかなと思ったりしました。


御拍手ありがとうございました。何か一言添えてくださると嬉しいです。

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