super junior小説

□愛だね
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今日は、俺の休養からの復帰初の収録。

「止めてよ!」

レギュラー番組の収録中、突然リョウクがさけんだ。

「何だよ、急に!」

リョウクの怒りの視線を受けているシンドンが、イラついた声を出した。

「見えない所で、お尻触らないでよ!」
「見えたらいいのか?」
「そういう問題じゃないよ!」
「ちょっとくらい我慢しろよ、リョウク。」

2人の隣にいたイェソンがリョウクの肩を抱いた。

「放して!!気持ち悪いんだよ!」

リョウクがイェソンの腕を肩から荒々しく外した。

「おいっ!仕事中に問題起こすなよ!」

ヒチョルがリョウクをその場から離そうと試みた。

「放して!もうイヤだ!!」

小動物のような、か細い声を張り上げて、リョウクはそのままスタジオを出て行った。

まさかの現場放棄。

リョウクを追って、ウニョクとドンヘもスタジオを出て行った。
スタジオは静まり返った。

「なんなんだよ!」

ヒチョルかセットの机を蹴った。

「シンドン、お前、男のケツとか触ってんじゃねぇよ!」

ヒチョルの怒りはシンドンに向けられた。 

「ホントは、触ってなんか無いよ!」
「じゃなんでリョウクが、あんなに怒るんだよ。」
「知らないよ!」
いつもは温和なシンドンが大声を上げた。
「ったく、いい加減にしろよ!」
「何で、俺ばっかり責めるんだよ!」
「お前が原因作ったんだろ!」
「シンドン、落ちつどわっ!!!」

危険を感じたイェソンがシンドンを止めようとして、逆に吹っ飛ばされた。
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