一護受け・その他

□拳×一
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なんでこんなに可愛いんだ。
はにかむような困ったような笑顔が、胸をくすぐる。
なんだってしてやりたいのは山々だが、男同士だから気持ち悪がられても困る。
だから、一定の距離をとって接する。
何度抱きしめそうになったろう。
エプロン姿が又良いんだ。

っと鼻の下を伸ばしていると、がつんと頭を小突かれた。
というか殴られた。
「ってぇなぁ!」
睨みつけながら顔を上げるとさらにもう一発殴られる。
「一護…ここを出るんや。お前のせいでなぁ」
はっ?
なんで俺のせいなんだよ。
というか何で一護が出てくんだよ。
「わけわからん顔しとるなぁ。足りん頭でちったぁ考えろや」
それだけ吐き捨てると、長い足で思い切り脛を蹴り飛ばして去って行く。
いってぇ。
意味がわからない。
それでも考えた。
何がなんだかわからない。
悶々と考えてあたら、辺りが白んできた。
あぁ朝か。
考えるのは性にあわない。
もう直接聞いてしまえ!
そう腹を決めたら、足は自然と一護の方へと向かっていた。
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