大神巻物
□ヤマタノオロチ
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我らは元々、八人の人で在った。
火「水よ、戦況はどうなっておる」
水「我が軍の『土、毒、光、風、闇』が敵を一掃しておりまする」
火「『雷』はどうした?」
水「恐らく…迷子かと…」
火「・・・またか…」
我らは元々人であった。
しかしただの人では無かった。
霊力により人にあらざる力を持っていた。
我は火を操れる事から『火』と呼ばれていた。
肉親とは離れた。
親はこの力を見た時自分を妖怪と言った。
『水、雷、土、毒、光、風、闇』彼らもそうであった。
『雷』など産まれてすぐさま我らに渡された。