菊丸家シリーズ
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捏造、菊丸家シリーズ4。
菊丸 英二、15歳。
菊丸家三男。
言わずと知れたヤンキー。
けど家ではあまり通用しない。
越前 リョーマ、13歳。
英二の嫁(予定)
何があろうと我が道を進む。
「あーちゃ」
「…ん?」
目が覚めると翔ちゃんのドアップがあった。
ゆっくりと起き上がるとげっそりとした様子の暁人が…。
きっとまた寝る直前、朝ちゃんに預けられたのかな。
「お疲れ、代わるから二階で寝てきていいよ」
「んー…そーするー」
今にも寝そうな暁人を苦笑して見送ると時計に目を遣った。
丁度一時を過ぎた所だった。
「翔ちゃん、お腹空いてない?」
「しゅたぁー」
「じゃあちょっと待っててね」
「あぃ」
元気な返事を聞いた後、冷蔵庫の中を覗いた。
「ただいまー」
「お邪魔します」
玄関先から一つ、聞き慣れた声が。
もう一つは…。
<続>