短篇夢小説
□炎の欠片
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俺はあいつがやったことが理解できない…
傷つけない約束をしたのに、それを破った…
そしてあいつのやったことが理解できないまま、俺は離れた…
けれど、理由はそれだけじゃなかった…
館で見た赤髪の男に俺は一目惚れしていた…
どうにか赤髪の男に近付けたけどすでに遅くて、そいつの隣には水色の男がいた…
アタックもしたけれど玉砕だった…
けれどそれでもなんかスッキリした…
“兄弟にならなってやる”――俺は二回目になるこの言葉に何故かホッとしてしまった…
恋人にはなれなかったけど、兄として今も好きだ…