復活小説
□僕の相手をしてよ!
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ある日の放課後。一人の少年が黙々と山積みされた書類一枚一枚に目を通していた。しかし、何故か少年は不意に手を止めた。
「やぁ。赤ん坊かい?」
そう少年が尋ねると窓にいた黒いスーツを着た赤ん坊は答えた。
「ちゃおっス。さすが雲雀だな。」
雲雀は手を止めたまま赤ん坊の方を向いた。すると、リボーンは素早く窓から応接室へと侵入した。「ワォ。」と雲雀はその素早さに驚いた。リボーンはソファーに座り、堂々と足を組んでいる。雲雀は棚から茶菓子と茶を出そうとしたが、「オレはエスプレッソコーヒーしか飲まねーぞ。」と言われたので急いで草壁を呼び出し、買ってくるよう命令した。