復活小説
□恥ずかしいんだよっ!
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ああ…。オレは何でいつも素直になれないんだろう…。
夕日がさす教室で、オレは一人山本を待っていた。
「今日こそは素直に山本に好きって言ってやる!」
いつもあいつはオレに好き好き言ってくる。十代目の前でも、ほかのクラスメートの前でも…。
あいつは恥ずかしいっていうことを知らないのか?
だからオレも、山本に好きって言ってあいつを困らせてやる!!いつもオレが言われて恥ずかしいって気持ちを知ればいいんだよ!
「よぉー!!獄寺ぁぁぁぁぁぁ!」
「狽、わぁぁぁぁ!」
ガタガタガタガタッ!!
「お前なんで抱きつくんだよっ!意味わかんねーよ!」
「んー?充電中!」