story
□何時も通り
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今日も何事も無く平和かつ平凡な日になりそうだ。
何時も通りの朝を過ごしマルスは思った。
何時も何時も毎日の繰り返し。
平凡だけれど、それがマルスにとって幸せだった。
「行ってきますっ!」
朝食を食べ終えるとカバンを持って靴を履き、外に出た。
「おはよう、マルス。」
「おはようアイク!」
何時も通り、愛しい彼が待っていてくれる。
実は彼等は恋人同士だったりする。
周りに秘密にしてはいるものの、仲が良すぎるとクラスでも噂されている。
バカップルとは彼等の事だ。