特殊小説
□バレンタイン リボーン×マーモン編
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キャーキャーと叫ぶ女達に囲まれるリボーンの姿にマーモンは苛立っていた
折角、滅多に作らないチョコレートをリボーンに渡そうとボンゴレ本部へとやって来たのに
こんな光景を見せられるなんて……と
昔からモテるのは知っていたが、マーモンは改めてリボーンのかっこよさを認識する
――少し、腹立つ…
ここで怒っていても仕方ないので、とにかくリボーンに声を掛けた
「リボーン!」
「なんだ、バイパーか」
ニヤリと笑うリボーンに、マーモンはハッとした
――もしかして…気付いてた?
知っていてやっているなら、かなりたちが悪い
「ねぇ、リボーン?誰ぇ?その人」
「知り合いなのぉ?」